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幻の短編特集(未刊行短編集)

文庫本 無用の隠密 (文春文庫)
 


 藤沢周平作品ファンにとって何が嬉しいといって、これほど嬉しい事件?はないであろう。2006年初頭から新聞紙上で伝えられた『藤沢周平無名時代の作品発見』の記事。もはや新しい作品を読むことなど在り得ないと諦めていたのに、こんなことがあろうとは・・。まさに没後九年目の贈り物である。著作権継承者が塾考の結果、今後の対応を決めたのであろう、遂にその全容が『オール讀物2006年4月号に公開された。

 その後作品が順次『オール讀物』に掲載され、2006年11月上旬 兜カ藝春秋より『藤沢周平 未刊行初期短編』として単行本が刊行された。

 2008年3月、更に1作品『浮世絵師』が発見された。合わせて15作品である。以下は幻の短編作品(15作品)の全容である。

 更に2009年9月上旬 文春文庫『無用の隠密』を表題として全15作品が刊行された。単行本の未刊行初期短編に掲載されている阿部氏の解説以外に、作品「浮世絵師」に関する同氏の解説も掲載されています。(2009/9/11追記

 登場人物名を整理しました。デビュー後の作品と別扱いをしています。(2010/7/12追加

 

幻の短編作品の経緯
幻の短編15作品の概要
幻の短編の雑感と内容
 幻の短編登場人物(作品名順)
 幻の短編登場人物(五十音順) (あ〜さ)
 幻の短編登場人物(五十音順) (た〜わ)
 
ご意見その他は  たーさん  迄