murmur  

東雲から


2003年2月5日 曇り

 久々に展示会に行ってきた、NET&COMである。過去は盛況な展示会であったが今は受付も6列ぐらいしかなく、展示面積・来場者もそんなに多くなく、不景気感を余計に感じた。

 目新しさはさほど無く、Web・セキュリティなどであった。その中で気になったのは、BIOSで有名なPhoenixがセキュリティに関するブースを開いていたことだ、BIOSを利用して、暗号キー生成・保存を行うものだ。世界中ではコンピュータウィルスが蔓延して、パソコンにダメージを与え、コンピュータをハッキングしデータを盗もうとしている。コンピュータセキュリティは重要な分野となったと、痛切に感じる。

 思えば、昔はコンピュータに触れる人は少数で起動・操作などは、マニュアルなしでは行えない時代だった。しかし、今では誰でもコンピュータを操作してインターネットを通して大量なデータを瞬時に送受信できる時代となった。時代も、人の心も大きく変わっている、誰かの不幸を作る時代と・・・

<一口メモ>
 東雲(しののめ):東の空がわずかに明るくなる頃。夜明け方。あけぼの。「―の別れを惜しみ我ぞまづ鳥よりさきになきはじめつる/古今(恋三)」〔古代、住居の明かり取りの部分に篠竹を編んでいたが、その篠竹の目が明るくなる意から、という〕
 実を言うと、保土ケ谷から海浜幕張に行く経路、大崎→東京臨海高速鉄道りんかい線
→新木場→海浜幕張で、りんかい線に東雲という駅があった、これを「とううん」と読んだのだがアナウンスで「しののめ」といったのが調べる切っ掛けとなった。(「とううん」の読みも存在する)
 それで、コンピュータ初期の時代からと言う意味で使った。
 


(無断転写を禁ずる、参考にならないと思うが・・・)