murmur

 稲妻



1999年7月27日 

 「雷の多い夏は、豊作だ」という諺がありますが、昔の人は自然をよく観察したものだと思う。空気の成分は、窒素78%、酸素21%、その他1%で空気中に窒素が豊富である事が分かる。その窒素が、折りからの稲妻(閃光)によって空気中の窒素が肥料の形になり雨という媒体によって、一緒に地上に落ちるのである。これは、完全な形の肥料頒布であろう。
 それで、稲妻・つまり稲の妻という語源になったようだ。雷自身も田んぼに雨が降るので雷となったようだ・・

 日本人は農耕民族で雨に関する観察が鋭くなったのだろう。
 


(無断転写を禁ずる、参考にならないと思うが・・・)