murmur

Javaへの道


1999年7月19日 曇り

 Java Developer Conference 99 Tokyoの展示会へ15日に行ってきた。出展社は20社あまりで、盛況とは言えない状況であった。
 各社Javaの製品を発表していたがこれといった製品がなかったが、その中でも文化オリエントさんの各種JavaBeanが結構よさそうだった。グリッド(HiGrid)が階層構造に表現されなかなか見栄えの良いものだった。さらに、JProbeと呼ばれるプロファイラーの出来も良いと感じた、Javaの実行速度を分析するツールでプロファイルされた情報で分析が出来る、速度が問題となるので分析によりチューニングが可能になる。

 Javaはまだ2バイト圏においては不利な状況にあるといえる。このことが、日本におけるJavaの関心を今一歩遅らしているように感じる。
 漢字入力で、インライン入力・IME制御などJava2で実現されいるが、各種開発ツールでは実現されておらず実用面で非常に使えない感がある。たかがこの2点ではあるが、開発ツールの各社は早く実現してもらいたいものだ。
 ジャストシステムのArkを実際に試したが、ワープロの機能という面では非常に貧弱である。(HTML+CSSの機能だから仕方ない)しかし、Java2の機能を使用して、インライン入力・IME制御を使用して
程よいものになっていると感じた。

 とはいえ、Javaは今後も重要な処理言語となるであろう、私の注目株である。


(無断転写を禁ずる、参考にならないと思うが・・・)